大熊 正二 (新日本木村) Shoji Oguma
WBC世界フライチャンピオン
戦績・・・49戦38勝(19KO)10敗1分 70.12.26 吉井 賢二(AO) ○KO1R 71.02.12 菊地 憲悦郎(金子) ○判定4R 03.20 菅原 正光(パルン) ○判定4R 05.13 西尾 敏明(セキ) ○KO1R 07.30 田端 代志夫(セキ) ○判定4R 08.19 川神 正国(田辺) ●判定4R 10.14 松岡 富治雄(東拳) ○判定4R 11.18 大原 正夫(オギクボ) ○KO3R 12.27 片山 雅光(松田) ○KO2R 72.03.23 佐々木 盛幸(晴海) ○KO1R 04.14 川神 正国(田辺) ○判定6R 06.29 小林 政一(鈴木) ○KO1R 08.05 浜田 洋一郎(極東) ○判定8R 09.15 吉田 松志(堀口) ○判定6R 73.01.18 清水 次郎(不二静岡) ○KO4R 04.05 小柳 和昭(三迫) ○KO4R 05.06 清水 辰男(ヨネクラ) ○KO4R 07.02 三船 豪(草加有沢) ○判定10R 09.07 曹 東基(韓) ○判定10R 11.23 州加本 一政(石橋) ○判定10R 74.03.24 加藤 憲治(帝拳) ○判定10R 05.19 ベツリオ・ゴンザレス(ベネ) ●判定10R 10.01 ベツリオ・ゴンザレス(ベネ) ○判定15R (WBC世界フライ級王座 獲得) 75.01.08 ミゲル・カント(メ) ●判定15R (WBC世界フライ級王座 失う) 04.25 ピーター・ノーブル(比) ○KO9R 08.22 合川 一夫(東拳) ○KO5R 11.07 松永 優司(トーア) ○KO1R 76.02.13 ドミー・マロレナ(比) ○KO10R 04.21 アルフォンソ・ロペス(パナマ) ●判定15R (WBA世界フライ級王座 挑戦) 07.18 朴 東来(韓) ○KO4R 09.07 朴 春夏(韓) ○KO3R 12.14 触沢 公男(東洋) ●KO8R 77.02.15 金 性俊(韓) ○判定10R 08.29 ピューマ 光矢(興真) ○TKO5R 78.01.04 ミゲル・カント(メ) ●判定15R (WBC世界フライ級王座 挑戦) 04.18 ミゲル・カント(メ) ●判定15R (WBC世界フライ級王座 挑戦) 09.25 ピューマ 光矢(興真) ○判定10R 11.23 須賀 伸治(松田) ○KO3R 79.01.29 ベツリオ・ゴンザレス(ベネ) △引分15R (WBA世界フライ級王座 挑戦) 07.06 ベツリオ・ゴンザレス(ベネ) ●KO12R (WBA世界フライ級王座 挑戦) 12.17 リキ 五十嵐(キング) ○KO8R 80.05.18 朴 賛希(韓) ○KO9R (WBC世界フライ級王座 獲得) 07.28 金 性俊(韓) ○判定15R (WBC世界フライ級王座 防衛1) 10.18 朴 賛希(韓) ○判定15R (WBC世界フライ級王座 防衛2) 81.02.03 朴 賛希(韓) ○判定15R (WBC世界フライ級王座 防衛3) 05.12 アントニオ・アベラル(メ) ●KO7R (WBC世界フライ級王座 失う) 82.03.24 朴 讃栄(韓) ○判定10R 06.24 ジャッカル 丸山(国際) ○判定10R 11.11 渡辺 二郎(大阪帝拳) ●TKO12R (WBA世界スーパー・フライ級王座 挑戦)
1951年7月22日、福島県郡山市生まれ。本名・小熊正二。 我が国には「伝統のフライ級」という言葉がある。日本で初めての世界王者、 白井義男がフライ級であったことや、これまでに9人もの王者を生み出している 実績がそう呼ばせるのだろう。2度の王座獲得を果たした大熊は、そのフライ級に おける立役者の一人である。 74年にゴンサレスを下し最初の王座に就いた大熊だが、そこからが長かった。 初防衛戦に敗れた後、5度の世界挑戦に失敗。6度目の挑戦で、約5年半ぶりに 王座に返り咲いた。世界戦における戦績は13戦5勝7敗1分、うち挑戦が 実に8回。決して派手な選手ではなかったが、ここまでチャンスを与えられたのは ひとえに、彼の実力が高く評価されていたからであろう。